白毫銀針

(はくごうぎんしん / Bai hao yin zhen)

【特徴】

白茶の中でも高級なお茶。
芽頭というまだ開いていない状態の新芽を使ってつくられる。白銀の産毛に覆われ光沢のある外観はきらきらと輝く美女に例えられる。
「炒青(釜で炒って加熱する)」や「揉捻(揉み込む)」工程がなく、萎凋でゆっくりと自然発酵させ、30~40度の低温でじっくり乾燥させて作る。
中国茶の中でも特にナチュラルなお茶。

・形状:針のようにまっすぐでふっくらとした芽。白銀の産毛(白毫)がびっしり
・水色:透明感のある澄んだ黄色。産毛がお湯に溶けてキラキラ輝く
・香り:「毫香」と呼ばれる産毛の多いお茶特有の甘みのある香り
・味わい:爽やかでフレッシュ。清々しい。上品な甘みもある

 

 

【産地】

福建省福鼎市、福建省南平市政和県

・海抜:200~800m、亜熱帯の丘陵地域
・年間平均気温:15~18.5℃
・年間平均降雨量:1,600mm前後
・土壌:赤・黄土壌、肥沃

 

 

【歴史・逸話】

  • 清の嘉慶年間(1796~1821年)に作り始められたお茶。
    1850年代には福鼎大白種が、1880年代に政和県で開発された政和大白種と合わせて、現代もこの2品種が普及している。
  • 北宋の皇帝・徽宗が記した『大観茶論』(1107~1110年)の中に高級品として
    白毫銀針の名が登場しているが、現代のものと同一ではなくルーツとなるものと考えられる。

 

 

【現地卸値参考価格】(2015年)

明前一級:45~65元/50g
明前特級:65~170元/50g

 

 

 

※実際に飲んでみました!⇒茶味ログ【白茶】白毫銀針