太平猴魁

(たいへいこうかい / tai4 ping2 hou2 kui2)

【特徴】

黄山毛峰と並ぶ安徽省の銘茶。5~7cmと非常に大きく平たい豪快な茶葉が特徴。

その見た目に反して、香りも味わいは上品で飲みやすい。耐熱グラスで飲むと美しい茶葉の姿も楽しめる。

 

・形状:5~7cmと非常に大きい扁平状の茶葉

・水色:透明感のある明るい若葉色

・香り:清涼感のある爽やかな香り。独特の蘭の花のような「猴韻(こういん)」がある

・味わい:芳醇でまろやか

 

 

【産地】

安徽省黄山市黄山区猴坑、猴崗、顔村一帯

※詳細は「黄山毛峰」欄を参照

 

 

【歴史・逸話】

・太平猴魁は清代末期、1900年初めに作られ始めた比較的新しいお茶。

 

・黄山市黄山区は以前は太平と呼ばれており、黄山一帯の茶区でも特に古い茶区の一つ。

 

・猴坑という場所に住んでいた王魁成という人物が作り始めたため、この名称になった。

 

・1915年のパナマ太平洋万博で金賞を受賞し、国際的な知名度が上がった。

 

・1980年以降、中国国内でも数々のコンテストで受賞し、銘茶に名を連ねるようになった。

 

・乾燥した茶葉の形は「刀や槍が集結したよう」であり、お湯を注いだ後の茶葉は「竜が飛び鳳凰が舞う(竜飛鳳舞)」と形容される。

 

・太平猴魁にはグレードの高い順に「猴魁」「魁尖」「尖茶」という呼び名がある。

 

・伝統的にはさらに細かく「猴魁」「魁尖」「貢尖」「天尖」「地尖」「人尖」「和尖」「元尖」「彎尖」と区分されていた。

 

 

 

【現地卸値参考価格】(2015年)

明前一級:40~60元/50g

明前特級:60~150元/50g

 

明後一級:20~30元/50g

明後特級:30~70元/50g

 

雨前一級:20~50元/50g

雨前特級:40~300元/50g